京つう

日記/くらし/一般  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2009年07月12日

リースバック

リースバック
リースバックとは
不動産の原所有者がSPCやリース会社に不動産を売却し、それと同時にこのSPCやリース会社が貸主としてこの原所有者を借主として不動産をリース(賃貸借契約)し、原所有者がこの不動産を借主として賃料を支払いながらその使用を継続するものです。

俗にリースバックやセール・アンド・リースバック等とも呼ばれています。

本社ビルを持つような企業が本社ビルの売却後の使用の継続やリース等において実例が多く見受けられます。
リースバックの目的
リースバックの行われる目的および趣旨は次のとおりとされています。

(1) 不動産のオフバランス化
不動産の原所有者としては本社ビル等それ自体としては収益を生まない不動産を貸借対照表上の資産から外すことができます。

(2) 資金の調達
不動産の売却による売買代金により資金が調達でき、借入金の返済や新たな事業資金への投入が可能となります。

(3) 使用の継続
不動産の原所有者は、リース契約によりテナントとして賃料を支払って従前通りの使用を継続することができます。

(4) 不動産の証券化不動産に流動性を与えることによって不動産の証券化が可能となります。

『単語の意味』
SPC = Special Purpose Companyの略、“スペシャル・パーパス・カンパニー”、“特別目的会社”、あるいは“特定目的会社”の略語で、ある特定の目的のために設立され、運営される会社です。

では、何の目的のために設立・運営される会社なのかというと、資産を取得し、投資家に配当をする業務のみを目的する会社です。


任意売却のご相談は 任意売却相談室へ!
フリーダイヤル: 0120-218-985

同じカテゴリー(任意売却)の記事
 京都府 任意売却相談室 (2015-01-22 12:25)
 任意売却後の残債務 (2012-05-13 21:25)
 任意売却をやめる方法 (2009-08-03 21:25)
 大手の不動産会社と任意売却 (2009-07-11 21:25)
 間違い電話 (2009-07-10 18:11)
Posted by 相談室 at 21:25 │任意売却